和歌山ラーメン「まっち棒」

negitoro10242007-05-18



思い出の味があるんだ。


牛丼の衰退と時を同じくしてフェードアウトしていいったアレ。


牛骨ラーメン。


ええい!


プリオンとか知らねえ!


ただ黙って食わせろっ!


そんなラーメンの多様化した現代社会。


そのきっかけとなった数々のラーメンブーム。


ここは和歌山ラーメンを東京に持ち込み、ご当地ラーメンの火付け役となった例の店。


その支店が渋谷・宮増坂に最近できたんだ!


同系列の二郎風分量勝負ラーメン「梵天」の2階。


う〜ん。


梵天もウマいんだけどね。


どうも店員が変わって味も変わった気がして…。


多分、幻想物語だけど。


いや、ラーメン野郎は味の変化にうるさいんだよ。


で、階段を上がる。


座席数こそありながらも絶妙に狭い店内。


しかし雰囲気は悪く無い。


おおっ!


昔、梵天がウマかった(ような気がする)頃の店員のおにーさんが働いている!


アイコンタクトと共に笑顔を交わす我々。


ボクはいつからこんなガチのグルメ野郎になったんだろうか?


まぁいいや。


とりあえず店員のスキルは信用出来ると言える。


良ォシ!


ラーメン一丁!


チャリン。


ピッ。


ガチャ。


食券渡してしばらく待機。

…。


…。


…。


ラーメン屋にしては若干程度の待ち時間でラーメン到着。


見た目は正に和歌山ラーメン。


味も…実にスタンダードな、正統派の醤油とんこつ。


こってりたっぷりコラーゲン。


ずるずる。


ずるずる。


ムムム。


ブームが去っても変わらないウマさを感じるぜ!


替え玉!


うめー。


替え玉!


足りねぇ!


替え玉!


あ〜小銭あるわ。


替え玉!


えっ?


4玉目の客は初めて?


マジすか。


九州ラーメンと和歌山ラーメンの温度差を感じるエピソードですね。


おおっ。


追加スープをサービスですか。


いやいやスミマセン。


個人で好みが分かれやすいラーメン界においてもこれは万人受け率が高そうだ。


下の「梵天」のが流行ってたけど直球で良い味だね〜。


往年のブームの際に食べてない方はぜひ!


大食いに優しい店員が気分でサービスしてくれるかもしれないぞ。