和歌山ラーメン「まっち棒」
思い出の味があるんだ。
牛丼の衰退と時を同じくしてフェードアウトしていいったアレ。
牛骨ラーメン。
ええい!
プリオンとか知らねえ!
ただ黙って食わせろっ!
そんなラーメンの多様化した現代社会。
そのきっかけとなった数々のラーメンブーム。
ここは和歌山ラーメンを東京に持ち込み、ご当地ラーメンの火付け役となった例の店。
その支店が渋谷・宮増坂に最近できたんだ!
同系列の二郎風分量勝負ラーメン「梵天」の2階。
う〜ん。
梵天もウマいんだけどね。
どうも店員が変わって味も変わった気がして…。
多分、幻想物語だけど。
いや、ラーメン野郎は味の変化にうるさいんだよ。
で、階段を上がる。
座席数こそありながらも絶妙に狭い店内。
しかし雰囲気は悪く無い。
おおっ!
昔、梵天がウマかった(ような気がする)頃の店員のおにーさんが働いている!
アイコンタクトと共に笑顔を交わす我々。
ボクはいつからこんなガチのグルメ野郎になったんだろうか?
まぁいいや。
とりあえず店員のスキルは信用出来ると言える。
良ォシ!
ラーメン一丁!
チャリン。
ピッ。
ガチャ。
食券渡してしばらく待機。
…。
…。
…。
ラーメン屋にしては若干程度の待ち時間でラーメン到着。
見た目は正に和歌山ラーメン。
味も…実にスタンダードな、正統派の醤油とんこつ。
こってりたっぷりコラーゲン。
ずるずる。
ずるずる。
ムムム。
ブームが去っても変わらないウマさを感じるぜ!
替え玉!
うめー。
替え玉!
足りねぇ!
替え玉!
あ〜小銭あるわ。
替え玉!
えっ?
4玉目の客は初めて?
マジすか。
九州ラーメンと和歌山ラーメンの温度差を感じるエピソードですね。
おおっ。
追加スープをサービスですか。
いやいやスミマセン。
個人で好みが分かれやすいラーメン界においてもこれは万人受け率が高そうだ。
下の「梵天」のが流行ってたけど直球で良い味だね〜。
往年のブームの際に食べてない方はぜひ!
大食いに優しい店員が気分でサービスしてくれるかもしれないぞ。