渋谷・洋食「俺のハンバーグ」
渋谷駅出て警察署にほど近く。
少し足を延ばすと、あの有名なつけ麺「すずらん」や名物化しつつある東京トンテキが食えるという立地だ。
そのジャンク激戦区と言える中で、その圧倒的なネームバリューと、小綺麗な入り口で客を吸い込むのがこちら。
金曜夜とあってカップル中心に列形成されている。
僕はなんでこんなに職場に近いのに今まで来たことがなかったのだろうか?
ボーっとしながら15分ばかり待機し中へ。
ちわーす。
見渡すと…店内イメージは広めのラーメン屋?
モチロンもっともっとキレイだけども。
おーい1600円のスタンダードメニュー俺のハンバーグをくだされ。
〜はい、こちら全てのメニューに、ご飯、お味噌汁、小鉢、野菜ジュースがつきます〜
ははぁ。(じゃアこっちの1000円ハンバーグにすべきだったか?)
よろしくお願いシマス。
走って行くウェイトレスの姉ちゃん。
どうやら調理以外ひととおりを1人で担っているらしい。
これが効率化による人手不足か…。
せめて客の見送りくらいサボれよ。
頑張れ姉ちゃん。
そんな想いに駆られること15分で俺のハンバーグ登場。
チンチンに熱した陶器のお皿。
そこを俵型のハンバーグとソースを絡め、ナスやレンコンで周りを固める。
肉メインのシチューのような見た目ながら、香りは正にハンバーグだ。
深皿ゆえにレンゲで食べる。
たあっ!
ブスッ。
とろり。
おおっ!肉の中からチーズが…。
すくってすくってソースと共にモグモグ。
…。
流石にまろやかだな。
ハンバーグのミンチさ加減が相当しっかりしてる。
説明によると八丁味噌を加えた特製ソースだそうで、あの独特の風味と、やさしい感触の肉が…かじると言うよりも口の中を撫でるように広がる。
そしてゴハン!お代わりOK!
いいのか!
むぐむぐ。
んー。
アラサーには十分なボリュームであった。
おう姉さん会計よろしく!
え?食後の野菜ジュース?どうもどうも。
いや、まさしく有名店、素晴らしい。
とはいえ、客居座りすぎで回転わりぃからなんともな。
メディアに持ち上げられすぎたんだろうか。
うーん。
この界隈でこのクオリティなら女性は集まるよな〜。
男で良かったな〜。