銀座・みそかつ「矢場とん」
本店はもちろん名古屋にある有名店。
観光客がみそかつと言えばココ!
といった評価も良く聞くレベル。
名古屋地元民からすれば「いや〜もっと安くて良いトコあるよ」だそうだが、東京で食うとなれば外に選択肢など無い!…んだろうな、多分。
立地は銀座とあって見た目もキレイで入りやすい。
つーことで入ってみる。
1階はちょっと狭め(もちろん食うには十分)で、客層はぁ…リーマンか女連れしか居ねえ。
カウンター席に案内され、メニューを展開する。
ウウウ。
見習い職人が直立してて威圧感があるぞ。
あ〜うん、メニューは決まってるんだ。
えっと、わらじ定食(1680円)ください。
ん?
味噌汁を豚汁に変更?
いやいや。そのままで。
わらじ定食はロースみそかつを通常の2倍の分量盛り付けた矢場とんの代表的メニューだ。
という予備知識を反芻しつつ待つ。
…。
…。
かつや感覚だと耐えられない程度の時間でわらじ定食到着。
ガマンもプレイの内です。
流石に2倍盛りとなると迫力が違うね!
頂きます!
ッカァ〜!
美味ぇ!
思い出で美化された名古屋味に迫る勢いだ!
東京じゃ珍しい、あの味噌味を十分楽しめるし、とんかつ料理単体として見ても、ちゃんとサクサクしてて食べやすい。
もし、甘い時にはカラシを付けて云々つー食べ方ガイドもテーブルにのってて親切だ。
ひつまぶしもそうだけど、名古屋料理の客によっての味付けフレキシブルな変化を前提として、卓上で完成させる作りは凄いよね。
ガツガツ。
食いごたえもバッチリ。
よし!おっちゃん、会計宜しく!
美味いっすね!
……「分量多すぎなかったですか?」
んん。
ちょうど良かったッスよ!むしろキャベツが足りないくらいで。
どうやら店的にもわらじ定食はサービス精神でボリュームありすぎな認識らしい。
銀座という立地で味ももちろん良い。
確かに1680円は昼食としては高いかも知れないが、費用対効果はバツグンと言わざるを得ない。
ごちそうさま!
また来るよ!